衛生ゴアグラインド

本、人形、素体

音声ゴアグラインド7月号

今月は8冊読めました。

もう1冊読み終えるつもりだったのに、蕁麻疹になって体力などを持っていかれました。

 

今月のベスト(楽しかったとは限らない)

中国のお茶について詳しく。

お店の方も行ったことがありますが、お店の話というより、中国のお茶の文化や現地のお店についてのあれこれ。

レシピもありますが、中国って油の食文化だなぁ…と思うなど。でもどれも美味しいですし、ミルクプリンは作ってみたいし、茶器は欲しい。

 

 

人形について論じた文章では高頻度で出てくる小説を満を持して読むも、

若い女の代理としての人間ではないもの…感が否めないし、人造美女ハダリーはそれほど活躍しない。ジョジョのFFぐらいに活躍してほしかった。

そもそも「僕の彼女は美人なのに頭が悪いんだ…」に対してのアンサーがこれか…。

私がそんなに若くないほうになりつつあるので、こんなに年を重ねた女に憎し、憎しってなんなんだろう?という気持しかないのと、人形について論じた文章でアンドロイドの話が出てくると「そこは…ちょっと違うかな…」と思っていたのは仕方がないことのように思うなど。

 

特集

映画『ヴァチカンのエクソシスト』を観たので、文春文庫から出ていた『バチカンエクソシスト』の話と絡めて、話をしていました。

日本だと厄年にお祓いに行くのが近いのかなとか思いましたが、エクソシスト医療機関がつながっているのもあり、生活や文化に根付いたものでもあるという印象。

映画『ヴァチカンのエクソシスト』の何がいいかと云えば、THE 正義の神様側がカッコイイんですよね。「俺の名前を云ってみろ!」とか「神にひざまずけ!」とか。

どうしても私が好きだったものは悪魔側の文化なのでその辺が発見でもありました。

メタルとか漫画『ドロヘドロ』、『チェンソーマン』とか悪魔側なんですよねぇ…。

それはともかく、ヴァチカンのエクソシスト、まだまだ悪魔は世界に散らばっているので、ドラマ編があれば日本編が欲しいなぁ…とか思っています。

遠藤周作『沈黙』的な感じになるかなぁ…と思って呟いたら誰からも共感を得られませんでした。

映画化されたのはスコセッシの方を観ています。

 

次回予告

 

今月読み切れませんでしたので、次回。

スキャンダラスな作品を描く人側の話。