衛生ゴアグラインド

本、人形、素体

蕁麻疹闘病日記 7/29〜8/4

7月29日

早朝、肌を掻きむしりながら起きる。

蕁麻疹が出来ていた。すぐに治るだろうと思っていたら、半日以上消えず、身体を掻くか、掻かないようにスマホをいじるかぐらいしかできず、1日が終わる。

Twitterで痒い…しか呟けなかった。

 

7/30

明け方、のた打ち回りながら起きる。

さすがにもう限界な気持ちは前の日からあったので、日曜日でもやっている皮膚科に向かう。

相変わらず痒いし、致し方なし。

人気の病院らしいが、それでも初診で保険診療たからか、あまり待たされずに診てもらえた。

蕁麻疹の治療は原因を探るよりも原因不明だから一律薬を飲んで様子見になるらしく、患部の確認もなく薬のことだけ聞かれて終わった。

病院終わり、殆ど朝の町でできることはなく、空腹時に飲まないといけない薬は飲んだら1時間以上食事は出来ないので、ゆっくりと電車で帰る。

薬が効いてやっと痒くなくなったので、土用の丑の日にちなんで牛肉を買う。うなぎは秋冬の方が美味しいのよ…とグルメぶりっ子なことを考えながら。

痒くなくなって安心したのか、少し横になったらそのまま寝てしまった。昼寝をするのは蕁麻疹関係なく久しぶりだった。

 

7月31日

朝起きると蕁麻疹が出来ていた。

慌てて薬を飲む。今のところ薬の効果は24時間はないらしい。蕁麻疹の薬は空腹時に飲まないといけないため、朝食が取れるのは1時間後…家の掃除をして支度をする。

私の部屋はすっきり物が少なく、ミニマリスト、シンプリストといえばそう…みたいな部屋なのだけど、そういう部屋だと掃除がはかどるし、外から帰ってきれいな部屋を見ると自己肯定感があがる気がする。

夕飯を食べて刺繍をして、日付もそろそろ変わる頃…と思ったら蕁麻疹が出てきていた。

持った時間は15時間…寝る前に薬を飲んで、明日の夕方には蕁麻疹が出てしまう計算になるけれど、大丈夫なんだろうか?予備で薬を携帯したほうがいいかもしれない。

 

8/1

蕁麻疹闘病歴がある方から「寝入りと寝起きに蕁麻疹は出やすい」とリプライを頂く。確かに朝から蕁麻疹が出ていた。

朝食後に薬を飲む。薬は空腹時に飲むものと朝食後に飲むものの2種類で、空腹時に飲むものは寝入りに、朝食後に飲むものはちゃんと朝食後に飲む。出ていた蕁麻疹は昼前には消えていたので、2種類飲んでこそ抑え込めるらしい。

今日の急な強い雨は仕事をしていたので影響はなかったけど、強い雨は心配になる。そんなに長く続かなくて良かった。

雨のおかげか涼しくなったので、夜には買い出しもできた。

夜にはまた蕁麻疹が出ていた。すぐには治らないのか…という気持ちになりながらも、勢いは減っているので、この調子で治すぞ…と持ち直す。あと、今日はエアコンを付けていないので寒冷性蕁麻疹ではないらしい。本当に原因不明だ。

しばらくは栄養をしっかりとって、睡眠もしっかり取ろう。規則正しい生活のほうがきっと良いはず。

 

8/2

朝、少し蕁麻疹が出ていた。

朝食を作って食べて、朝食後の薬も飲む。寝る前に薬、朝食後に薬…で暮らす。

労働者に戻ったので、平日の大半が労働に充てられている。楽しみなのは料理を作ること、食べること、刺繍をすること、本を読むことなのだけど、今日は刺繍に失敗。糸を解けばやり直せるけど、作業に使った時間が惜しくなる。

こんなことなら早く寝ればよかった。蕁麻疹は少し出ており、寝る前の薬を飲んで就寝した。

 

8/3

朝の蕁麻疹は少し。朝ごはんを食べて薬を飲む。

夜に八百屋さんに行ったら桃を薦められたので「美味しいの頂戴」と云ったら本気で選んでくれたし、かたくて甘い桃だった。ラッキー!

おまけでもらった台湾ライチも美味しかったし、ライチも買えば良かった。

夜は蕁麻疹はなし。このまま薬を飲み続けてなくなると良いのだけど。

 

8/4

滞りなく薬を飲んで暮らしているからか、蕁麻疹の威力の弱まりを感じる。

ポツポツとした赤い湿疹は多分、汗疹。私は汗疹も出来やすい。

夜、友達と夕飯。前に私が気になっていた店に行くことになったのだけど、料理の美味しさはもとより、店内のこぢんまりした感じや店員さんのメニューへの愛が接客に出ていてよかった。

外でご飯を食べるのだから、美味しいは前提として、店員さんの感じが悪くない…具体的に云えば、こちらが変に気を使ったり落ち込むような引き金がない…がいい。

それはともかく、友達と美味しい料理を食べ、共通の楽しい話をし、一緒に買った桃(届け先は友達の家)を分けてもらい、ゆるゆると夜の町を歩くのは楽しかった。

蕁麻疹は夜は殆ど出なくなってきているので、残りの薬も飲みきっておしまいになるといいのだけど。