衛生ゴアグラインド

本、人形、素体

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

フィクションから現実への置換『悲しみのイレーヌ』

3月は31冊読めました。計算上は1日1冊という感じでしょうか。 今月最後に読んだ本が読みごたえがあったので嬉しい。 悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3) 作者: ピエール・ルメートル,橘明美 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/10/09 メディア: 文庫 …

数少ない裏切らぬ努力のこと『わたしの外国語学習法』

語学に疎い私だけれども。 わたしの外国語学習法 (ちくま学芸文庫) 作者: ロンブカトー,Lomb Kat´o,米原万里 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2000/03/01 メディア: 文庫 購入: 12人 クリック: 189回 この商品を含むブログ (70件) を見る 読了。 16ヶ国語…

不衛生だった時代がありまして『貧民の帝都』

明日というほどではないけど、我が身を思う。 貧民の帝都 (文春新書) 作者: 塩見鮮一郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2008/09/19 メディア: 新書 購入: 4人 クリック: 24回 この商品を含むブログ (25件) を見る 読了。 明治以降の貧民とその対応の歴史…

死から始まる期待『開かせていただき光栄です』

楽しみにしていた1冊が楽しいと嬉しいですね。 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4) 作者: 皆川博子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2013/09/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (18件) を見る 読了。 18世紀…

写真と実物と

中川多理写真展「貴腐なる少年たちの肖像」に行ってきたときに、りーぬことマルスリーヌの写真を購入しました。 本人と。 やっぱり我が家にいる彼女が大好き。 照明の関係もあるけど、写真の頃とは雰囲気が変わった気がします。 前はもう少し不安げだったの…

人間より下『家畜小屋』

読みたかった本を国会図書館で読んできました。 家畜小屋 (1959年) 作者: 池田得太郎 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1959 メディア: ? この商品を含むブログ (1件) を見る 読了。 屠畜人の妻が豚になり豚を娶る「家畜小屋」、 厳格な父が病気をきっか…

下ネタありの大河ドラマ『兄弟』

無職だからページ数多い上下巻に手を出しちゃう。 兄弟 上 文革篇 (文春文庫) 作者: 余華,泉京鹿 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2010/12/03 メディア: ペーパーバック 購入: 1人 クリック: 17回 この商品を含むブログ (2件) を見る 兄弟 下 開放経済篇 …

人形のための練り切り

遅ればせながらひな祭りのお菓子を開封しました。 大集合。りーぬの顔にピントが合っているの図。 お雛様用の練り切りです。 ガラスの器には小さな練り切り。 ガラスの器には切子細工がされています。 人形町にある「壽堂」のお菓子なのですが、雛祭りの時期…

復讐の食人鬼『ハンニバル・ライジング』

上下巻なのでひるんでいましたが、無事読めましたし、楽しかったです。 ハンニバル・ライジング 上巻 (新潮文庫) 作者: トマスハリス,Thomas Harris,高見浩 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2007/03/28 メディア: 文庫 クリック: 26回 この商品を含むブログ…