6月は久しぶりに21冊読めました。
上期ベストも出します。
今月読んで、面白かった本
書評集。読みたい本が増えちゃうので、どうしようか迷っていたけど、読んだらやっぱり面白かったし、読みたい本は増えました。
打ちのめされるようなすごい本から。
イタリア語通訳をしている著者のエッセイで言葉の巧みさにニコニコする。特に息子さんとのやり取りが楽しいが、結局、反抗期で口を聞いてくれなくなるのは世の常か。この本を知ったきっかけのロシア語通訳のあの方は東太后、エッ勝手リーナ様として時々登場。
イタリア語だからなのか、下ネタを多めに発言されているが、なぜか本人の真面目さが出てくる不思議な仕様。
こちらも打ちのめされるようなすごい本から。
去年、女子3人で源氏物語を読んで、みんな源氏にイラッとしていたけど、そもそも男たち全員みんな違ってみんなクズだった。読み物としてめちゃくちゃ楽しいのと、源氏物語を読んだ気になれる。古典に挑むには楽しいと思える視点があると助かるよね。
これもまた打ちのめされるようなすごい本から。
70年代ソ連に赴任していた日本人女性が出会ったソ連人の老婦人が語る戦争に翻弄された人生の話。物事の問題は複合的であり、何かを憎めば解決するわけでもないし、真面目に生きていても幸せになれるわけではないとはいえ、生きてこそではあるのかな。
各国の事例から。女性であるという事は酷いかもっと酷いかの2択しかないのかってほど酷い。
おそらく今年の人形枠。
写真集ですがテキストはあるので入れました。
踏まえて、上期ベスト
好きな作家の本が3冊になってしまった…。
しかしながら、フェミニズム傾向が出てきた回になりました。好きなものをベースに変化は出来ているかなと思います。
楽しみに読みたい本
最近のお気に入りのお店の本。
詳しくはないなりに、食べるのが好きな側として中国の喫茶文化が肌に合うな…?と思ったので、それを上手く掴めたらいいな。