衛生ゴアグラインド

本、人形、素体

音声ゴアグランド1月号ブログ版

今月は9冊読めたので、滑り出しとしては無理ないはず。

 

今月読んだ本で面白かった本

姉妹みたいな2冊なので2冊まとめて。

『結ぶ』では丸尾末広について触れ、『影を買う店』では作者の得意な設定が感じられる。『結ぶ』はシュヴァンクマイエルっぽく、『影を買う店』にはダリオ・アルジェントかよって話もあって、自分が好きなものはだいたい皆川博子が書いている…?みたいな気持ちになる。

 

 

女性の洋装の歴史を中心に。根拠なき通説と内輪受けの業界許さん!という姿勢のせいか、「それ仲間内の言葉だから」「根拠ないから」「その資料はあまり信用できない」等の否定が服装史かじった側の私としては痛快だし、読み物として楽しい。

日本人女性がパンツを履くきっかけになったとされる白木屋火災の話の否定では、京都大嫌いおじさんの本が出て来て、あ、それ、私、読んだことあります…となった。

 

白木屋火災でパンツ履き始めてないですよ!の話はだいたいここから。

文庫もあるんだけど、そっちは書影が出てこず。

 

池袋の話なのだけど、ストリップの話があるので読んだ。某女王様の半生が語られているのだけど、キャバレーの踊り子さんのステージの持ち時間は15分3曲で3曲目でチラ見せ程度だったとのこと。構成は今とあまり変わらないかな?

 

踊り子さんの生活というのも触れられていて、先日観てきた映画『Odoriko』とリンクする箇所もあったので、個人的にはタイムリーな1冊。

とはいえ、本自体はと高齢化と貧困と…という話題があり、なかなかに辛い。

 

雑談あれこれ

・東京は寒いけど生きている

・RRRを見た話

・チョウユンファを「劇団ひとり似の俳優さん」と覚えており、本当に名前が出てこない

沙村広明『蹂躙史エピトマイザ』のイベントでストリップを観た話(沙村広明沙村広明の漫画の男子みたいだったよ…!)

 

次回予告

 

凄く楽しみにしている。

女学生の服装について調べていた時期があるので、楽しく読めるかな?

 

こんな感じでお送りしておりました。

スペースは月末どこか22時から基本的は30分程度一方的に話すスタイルでお送りしています。

では、また来月