衛生ゴアグラインド

本、人形、素体

音声ゴアグラインド年末いろいろ号

今月は6冊読めました。

通年では134冊です。まぁまぁかな。

 

今月読んで面白かった本

「ものづくり」のジェンダー格差: フェミナイズされた手仕事の言説をめぐって

戦争と人形と工芸と刑務作業品の話が出てきた。興味あるもの、好きなものがフェミナイズで繋がるのだから、そりゃ最近の読んで印象に残った本でフェミニズム枠があるわけだよね。

人形は戦時下の慰問人形の話したのだけど、ボリューム多め。人形の評価が美術か工芸かで曖昧なのは、作り手が女性が多いというのも有り得そう。

 

女の旅

旅と性の話。ストリップの話もあるよ。

 

 

下期ベスト

『母親になって後悔してる』

『独裁者の料理人』

『ロシア語だけの青春』

『生きづらい明治社会』

『なぜ原爆が悪ではないのか』

『性と芸術』

『花殺し月の殺人』

『うたわない女はいない』

『障害があり女性であること』

バチカンエクソシスト

 

2023年ベスト

『「狂い」の調教』

「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ (扶桑社BOOKS新書)

『盛り場で生きる』

盛り場で生きる 歓楽街の生存者たち

『両手にトカレフ

両手にトカレフ

『薔薇色の脚』

薔薇色の脚 中川多理人形作品集

『こころの違和感診療室』

こころの違和感 診察室 : しっくりこない自分と折り合いをつける方法 (河出新書)

『打ちのめされるようなすごい本』

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)

『母親になって後悔してる』

母親になって後悔してる

『独裁者の料理人』

独裁者の料理人:厨房から覗いた政権の舞台裏と食卓

『ロシア語だけの青春』

ロシア語だけの青春 (ちくま文庫 く-26-4)

『なぜ原爆が悪ではないのか』

なぜ原爆が悪ではないのか アメリカの核意識

 

年間だと小説は『両手にトカレフ』だけという結果に。

今年も人形部門があります(復活かと思ったら去年もありました)。戦争、精神、料理、人形、フェミニズム、異国の文化…そうしたものに引き続き興味がある1年でした。