衛生ゴアグラインド

本、人形、素体

不全骨折日記 11/23〜11/26

11月23日(水・祝)

このところ休みの日に限って雨の日。

友人と会う予定があるので、洋服に着替える。

スキニーがするりと入ったので安心した。骨折して運動ができなかったので、恐ろしく太った気持ちになっていたが、そんなことはなかった。そんなことを心配している場合か!と云われそうだが、筋肉が減るのも心配していたので、運動が解禁になったらちゃんと運動しようと思う。

 

友達と神保町で待ち合わせて、ポルトガル菓子のドースイスピーガで買い物してボンディでカレーを食べる。ダイエット生活が板に付きすぎて低血糖スレスレ、ギリギリアウトも出す私のために友人が美味しいカレーを一緒に食べたいと思ってボンディに誘ってくれた。ボンディ…私が好きなカレー屋さんです。

本店は待つが、小川町店は本店ほど待たないので少し待って入ることが出来た。初ボンディの友人が美味しいと云ってくれたので安心した。

周辺で時間を潰しつつ、アテネ・フランセて『ヌード・アット・ハート』を観る。ストリップについてのドキュメンタリーで、ダンスシーンよりも踊り子さんの楽屋や練習風景、短めの語りなどで構成されている。ナレーションはないので、ストリップを観に行った記憶と照らし合わせながら見る場面も多いながらも、お客として観ることが出来ない場面が多くて覗き見のようだった。

語りの部分では移り変わるストリップ界について垣間見える部分もあり、芸歴が長い踊り子本人が戸惑いながらも受け入れようとしていく部分もありジェネレーションギャップに戸惑いながらも年下と仕事をしていく社会人の悲哀を感じなくもない。

 

今日は一日中雨だったので、友人とは映画を見終えてお互いの路線で解散。骨折してから友人と会う機会が多くて、そのたびに助けられているのだけど、皆さらりとフォローしてくれるのでありがたさしかない。

 

11月24日(木)

有給消化のために休みをとった。

私の身体には大きい着物をなんとか着付けて劇場に向かう。香盤は過去に観たことがある踊り子さんが中心で、目当てには間に合うだろうし、その後一巡するし…のゆるい鑑賞の日なので、気が重くならなくてよい。

着物は目当ての踊り子さんのタトゥーと演目に合わせて選んだ。演目の元ネタの映画キル・ビルのオーレン石井の白い着物のコーディネートと同じく黒い半衿にしたので、推しコーデとして良くできたと思う。

残念ながら目当ての演目は今回は無かったのだけど、観たことがない演目を出してくれたし、劇場が変われば見え方も違うので存分に楽しんだ。

 

雨の予報があったので、正絹の着物を濡らさずに帰る手段としてレインコートを買ったが、なんとか逃げ切れた。普段はそんなことがないように雨の日は洗える着物しか着ないのだけど…それでも今回はこの着物を着たかったのだ。

 

11月25日(金)

治療院に行く前に好きな立ち食いそば屋で朝ごはん。ギプスがあったときは歩きにくくてかなわなかったので、久しぶりに行けた。

きつねそばにちくわ天をトッピングして頂く。

蕎麦は太りにくいという言葉を信じて外食は率先して蕎麦、そして油ものは避けていたが、ちくわ天は意外に脂質が低いので食べているし、きつねそばは好き。

治療院では電気を流され、マッサージをして頂く。今月でひとまず治療は終わり、来月からは運動も再開できそうなので安心した。

 

仕事の後、行き付けに行き、ご飯。

店主が京都でお座敷遊びをされてきたので、その話を聞く。かなり楽しかったご様子で、貴重な話も聞けたし、京都の漬物をオーダーできた。

米、漬物、味噌汁、焼き魚、そして磯辺揚げ…今回の行きつけでのご飯は和食に帰るいい日だったが、こういう食事は塩分が多いのでダイエットアプリには叱られるらしい。出来るだけ頑張っているのだから許して欲しいし、今の私は骨折しているのだから、全部治癒に使って明日には完治してほしいのだが。

 

11月26日(土)

目覚ましをかけずに寝たら遅起き。

家にあるものをつまみ、グズグズしながらも家事はこなし、着替えて買い出しに出かける。

冷凍しておいたバナナを冷蔵庫に移し替えたのを忘れたので、バナナの見た目が変色と解凍によりユムシになっていたので、潰してパンケーキの生地に混ぜて消費した。

近所の店で買ったお菓子を欲張って食べたらお菓子を食べ過ぎたことによる身体の不調が発生し、機敏に動けなくなる。

去年、減量に成功してできる限り体型を維持しているものの、お菓子を食べると気持ち悪くなることが出てきた。そのため、ケーキは1コまでにしているのだけど、今日は焼き菓子2コでアウトが出た。

一応、痩せて健康になってエネルギー効率が良くなったということらしいのだけど…パンがなければお菓子を食べるのは、出来ないししてはいけないのである。