見ればわかる『カメラを止めるな!』

話題作、『カメラを止めるな!』鑑賞。

とても面白かった!笑ってしまったし、ちょっとしんみりしてしまったし、愛と「観客に面白いものをみせよう!」という気持ちがあふれ出ていてよかった。

すごく何かがあるわけではないけれども、くすっと笑えてじんわりと面白い、そんな作品でした。

 

近所の映画館に人がいっぱいでなんだかうれしくなりました。

映画業界は大変でしょうけど、みんな面白い映画を観たいと思っているんですね。

とはいえ、面白くなるか、面白いと思ってもらえるか、そしてたくさんの人に見てもらえるかって色々難しいとは思うんですけど…今後も楽しい映画を観る機会に恵まれたいなぁ。

 

なぜか既存の映画では『ホット・ファズ』を思い出しました。編集のセンスがいい辺りは似ているかな?

私なりの孝行

フェルメールの絵がすべて見られるだけの財産は難しくとも、東京にフェルメールの絵が来た時の足代とチケット代なら渡せるので、フェルメール展は母と行くことになった。

8/35のフェルメール+フェルメール作と伝えられている絵を観に行く。だいぶ孝行な気がしている。

休みたい日記

何をやっても癒やされないのは、多分仕事のせい。今月に入って、何らかの形で仕事にかかわり続けている。

仕事とかかわっている時間を大幅に減らしたいし、仕事とかかわらない日が欲しい。

 早い話が休みたい。

りーぬの服を縫ったり、同居人と美味しいものを食べに出かけたり、一人で喫茶店に行きたい。

本が読みたいし、映画も観たい。

 

…万が一自分の欲望を忘れぬように、ここにこうして書いておくことで正気を保てると信じている。

カニバリズム『息子ジェフリー・ダーマーとの日々』、ネクロフィリア『死体と暮らすひとりの部屋』

私が知っている無駄知識が誰かの役に立つことがある。

しかし、誰かの役に立つことを求めて読書をしているわけではないので、今後も好き勝手に本を読みます。

 

息子ジェフリー・ダーマーとの日々

息子ジェフリー・ダーマーとの日々

 

カニバリズム猟奇殺人でお馴染みジェフリー・ダーマーの父による手記。

ダーマー親子はそれぞれちょっとした、そしてあまり特別ではない先天的な疾患がある気がする。それを生きているうちにどう折り合いをつけたかが違うだけなのかもしれない。

この本は最後は「これから父親になろうとしている人たちにも次のように言うしかない。『気をつけて、しっかり頑張ってほしい』と。」という言葉で終わっていた。

 

 

死体と暮らすひとりの部屋―ある連続殺人者の深層

死体と暮らすひとりの部屋―ある連続殺人者の深層

 

イギリスのシリアルキラー:デニス・ニルセンに関する本。

寂しがり屋で自己愛の人で死体愛好癖、複雑な性的嗜好で折り合いをつけられず犯罪に走ってしまったという印象。

もちろん殺しはよくないのですが、処理法が雑でびっくりした。燃やすときにゴムと一緒に燃やすことをした以外は、隠し方や処理が雑でよく長年捕まらなかったなぁ…って思った。

排水溝に死体を詰まらせてしまったがばっかりに犯行がばれたので、この本を読んだときは思いたってキッチンの排水溝を掃除していました。

現実対虚構『倒立する塔の殺人』

なかなか良い感じに読書がはかどっております。

倒立する塔の殺人 (PHP文芸文庫)

倒立する塔の殺人 (PHP文芸文庫)

 

読了

戦中~終戦のミッションスクールを舞台に女学生たちの愛憎渦巻くミステリー。

謎解きの部分よりも女学生たちのキャラクターや関係性の方が楽しかったです。

耽美さもあるけど、普通の女子がいるのもいい。

主に出てくる人物が美少女、美少女、細身で病弱な美少女という感じですが、主人公は丈夫そうで傍から見たらぼんやりしている普通の女子だし、ミッション系の学校にいるのにまったくおしゃれさがなくてだらしなくてウザイ感じのコもいる。

そして、全編を通して出てくるだらしなくてウザいコの印象が終盤で変わるのもよかったです。終盤ですごく可愛げが出てくる不思議な人物でした。

 

ミステリーなので終盤で謎が明かされるのですが、ある人物とある人物の関係が「力では勝てそうな小さい相手に傅く」だったので、思わぬところでグッときました。

沙村広明の漫画で小柄な女子が大柄な男を従えているようなのが好きなのです。残念ながら、私は自分よりも大きなものに傅いてもらえないので、もっぱら人形に甘い人になっています。

私がだるまちゃんじゃなくなっても『未来のだるまちゃんへ』

後から知ることは多かれども、少しはあっているとなんだかうれしい。 

未来のだるまちゃんへ (文春文庫)

未来のだるまちゃんへ (文春文庫)

 

読了。

かこさとしの自叙伝。

少年期の思い出や出来事、昭和20年以降を余生とし、子供たちのために生きようと思い生きた話が盛りだくさん。

先日行った「かこさとしのひみつ展」きっかけで読んだのですが、展示の補足にもなる内容でした。 『からすのパン屋さん』で意識したことに「多様」とあって、だるまちゃんのお友達が自分と違う姿のお友達ばかりなのは多様性にもつながるのかな…と思ったけど、だいたいあっていたかな?

 

少年期の思い出で、おとうさんが色々買ってくれたけど、「ソウジャナイ!」と思ったり、トラブルが起きてしまったりして気まずかった話が出てくるのですが、『だるまちゃんとてんぐちゃん』で、だるまちゃんがてんぐちゃんに憧れて帽子が欲しい、靴が欲しいとだるまどん(だるまちゃんのお父さん)にねだると色々出してくれるけど「ちがうんだよなぁ」「そうじゃない!」となるのはこの体験からなんだなぁ…と思うなど。

そのほかにも取材は資料を読み込んで一番最後にする、戦争の話を書きたいと思っているなど作者の考えていることを知れる読書でした。

さよなら、ネメシス

講談社の綺麗なガロみたいな雑誌、ネメシスが休刊だそうです。

blog.livedoor.jp

shonen-sirius.com

 

沙村広明『ベアゲルター』はシリウスで引き続き連載決定ですが、大越孝太郎不定期連載『ゾーラ』がどうなるか…なかなか描かない方なので、どこかに保護していただきたいと思ってしまう。

 

それにしても、大越孝太郎が作品を載せていた雑誌がなくなるのはファンになってから何回も経験しているので、驚きはしないのですが、ひっそりと引退だけは勘弁してくれください…という気持ちでいっぱいです。

ガロ本家はなくなって久しく、大手出版社が出した綺麗なガロみたいな雑誌も休刊となると尖った作品は一体どこに行ってしまうんでしょうね。

私がチェックしきれていないだけかもしれませんが。

 

 

ネメシス ♯41 (KCデラックス 月刊少年シリウス)

ネメシス ♯41 (KCデラックス 月刊少年シリウス)