去年、壽堂のお菓子を買ってきたときの様子。
今年の様子は明日にでも。
去年、壽堂のお菓子を買ってきたときの様子。
今年の様子は明日にでも。
刑務所良品―Made in PRISON (アスペクトライトボックス・シリーズ)
読了。
メイド・イン・刑務所の品の紹介と刑務所の紹介。無印より安くて普通!
家具をコーディネートしたページでは本当に普通の、どっかで観たことあるけどうちじゃない普通の部屋が出来上がっていて面白かった。
その一方、函館少年刑務所の獄シリーズはやっぱり素敵。
刑務所の紹介も面白かった「うちはカラフルだから夏に来てくれればよかったのに…腕が」という広島刑務所、外観が明治期のレンガ造りの千葉刑務所、もはや見学施設になった網走刑務所など眺めて楽しかったです。
網走刑務所には金カムの白石のモデルになった脱獄王:白鳥のマネキンもあるそうなので、見学に行ってみたいですね。
ゴールデンカムイ 9 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
この表紙の男が白石です。
スナックはまだ行ったことないのです。
天国は水割りの味がする~東京スナック魅酒乱~ (読んどこ! books)
読了。
東京のスナックの紹介&ママさん、マスターにインタビューした本。
仕事論も感じるので、頑張ろうという気持ちになったり、職種は違えども参考になるな~と思ったり。
本文もいつも面白いけど、この方の本は後書きが染みる。「ほんとうにおもしろいものはマスメディアの外に、そして自分のすぐそばにある」って本当にいい言葉だと思う。
何か面白いものは自分の足で探さないと…と思っているけど、その肯定が得られたようで嬉しいです。
読了。
摂食障害の低体重の女性を痩せ姫と呼び、考察しつつ愛でている本。実際に痩せ姫へのラブレターと書いてあり、文章が痩せ姫への好意に満ちているので、読み心地が良い。
痩せ姫たちの食事(吐くこと込み)などの生活事情、SNSでの交流、歴史上や文学の世界の痩せ姫の紹介や、フィクションにおける物語と結び付けての考察、実際に著者がネット上での痩せ姫とのやり取りでの出来事で構成。
死に至る病でもあるのですが、痩せ姫からの卒業も惜しんだりせず送り出す方針が伺えます。
大量に食べて吐くためにバイキングに行き、店を追い出されて悲しみ、そして痩せ姫同士で「みんなで行けば店をつぶせるんじゃないか」というやり取りは正直ひいてしまったものの、これもまた痩せ姫事情のうちの一つなんでしょうね。
この件に関しては「一定の慎みを持っておくことで、店側の印象も多少良くできるのではと思います」と著者も書いてはいます。
家庭がなければ風俗で働く痩せ姫に会ってみたかったと書いているものの、痩せ姫の体格と同時に痩せを維持するストイックな精神に惚れ込んでいるそうで、フェティシズムを表立って出してはいないのもいい。
痩せ姫事情に驚くことはあれども、全体的に著者の何かを愛好する熱意を感じられた良い読書でした。
読了。
ペヨトル工房のこと。2001年発行なので、17年前の本…私はペヨトル解散後の世界しか知らないのですが、この本には現在に繋がる話も多く、解散後も活動してくださったお陰で私が幸せになれたことも多々あるので感謝の気持ち。
年齢的に現役時代に触れることは叶いませんでしたが、ペヨトル解散後、04年に日暮里のギャラリーで夜想関連のイベントがあって、そこでペヨトルの本が沢山並んでいて閲覧出来たのが嬉しかったですし、その後ギャラリーのパラボリカが出来たりしたので、解散後の出来事を見てきたのだな…と思うなどしました。
マンディアルグ「仔羊の血」に絡めて寺山修司に原稿を依頼したが出て来たので、更にりーぬへの思い入れが強くなりますね。りーぬは「仔羊の血」のマルスリーヌ・カインなので。
アメリカではハロウィンの飾りに本物の人骨が使われているケースがあるそうで、その大半は日本人の骨だそうです。
出典はこの本。
人間の死体の腐敗などについて研究、調査、実験をしているテネシー大学人類学研究施設、通称:死体農場の設立者が関わった死体にまつわる話。
読んでみて知的猟奇心を満たしてくれた事を報告致します。
環境による死体の腐敗や白骨化、蛆虫の湧き方、猟奇殺人の死体の話など興味深い話しかないのですが、特に防腐処理された死体の話が興味深かったです。防腐処理にもやっぱり限度もあるし環境もあるかー、そうかー。
行きたいと云っていたフィリップ・K・ディック酒場(以下PKD酒場)に行ってきました。
小川町から歩いたら迷子になったけど、無事たどり着いたよPKD酒場!
看板もあって目立つぜ、PKD酒場!
中に入ると各国の『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の表紙が貼られています。
やっぱり羊を吊ったデザインが多し。
お通しのごとく折り方と折り紙を頂きました。
折り紙を折りつつ料理を待つなど。
料理の写真がありませんが、「アンドロイドは羊の野菜炒めを食うか?」「屋台のおやじの水餃子」を注文。
野菜炒めは羊の肉入りでお酒のつまみになるように味はちょっぴり濃いめ、屋台の親父の水餃子はスープにシソが入っていてすっぱめさっぱりなスープでおいしかったです。
同行してくれた恋人がカクテル「デッカード」を飲んでいましたが、ジンジャーエールが入っている味と云っていました。
開催されている早川書房の喫茶店:クリスティでは、同時に神田カレーグランプリも行われており、後から来たお客さんがカレーかPKDか聞かれていました。
ん?私たちは何にも聞かれていないぞ…店に入る前に看板を撮影したから?
コンセプトカフェというよりは、出版社の喫茶店がPDKにちなんだメニューを出しているという感じです。店員さんに変に話しかけられたりしないので、一人で行っても、仲間内で行っても気楽な感じでした。