衛生ゴアグラインド

本、人形、素体

音声ゴアグラインド9月号

今月は8冊読めました。

先月の勢いはなんだったのか。単に休みが多かったから?

 

 

読んだ本たち

美人についてのエッセイ。

人形の話が少し出てくるけど、人形が別に好きでもない人の感想ってこんななのかな…と構えていたけど、さすがにラブドールを買っても捨てるとき困るの発言には「里帰りという制度があってだな!」と思いましたよ。

 

20年以上前に原宿の橋に集うバンギャに通じる話も多く、若い女子が集まったり、喰い物にされたり、道を踏み外すのは一部でよく見られる現象なのでは?と思うなどした。

ぴえんな人達に近い人が書いているだけあって、変な名付けとかしないのが好印象。

こういう特定のカルチャーを研究して「現実にはそんなこといってない」なラベリングする人、たまにいるから…。

 

自分の足で集めたことはとても面白いという例。

モンド趣味なようでいて、すごく真面目なジャーナリズムなんじゃないかと思う。

ちょっと平山夢明の小説みたいなところもあるのだけど、必要以上に脅す書き方をしないのがよい。

 

 

東京が燃やされるまでのプロジェクトX…ではあるのだけど、それは後半部分。

日本家屋を再現して、燃やしたところは田口トモロヲのナレーションで「効果は抜群だ」とか云ってそうな勢い。

 

 

予習復習

9月はストリップを観に行くのに、事前準備をしていく回でした。

浅葱アゲハさんを観に行くのに、シェイクスピアテンペスト』を読み、浅草ロック座に行くのに『源氏物語』を予習しました。

浅葱アゲハさんの演目はテンペストを予習したほうがより深まり、浅草ロック座は『源氏物語』を予習して光源氏にイラッとしたと思ったらステージを観たらあの光源氏なら仕方がないし、赦せる…となる仕様でした。

 

浅葱アゲハさんのテンペストは演目として持ってきた際には今後も観られそうな予感ですが、浅草ロック座のなんだか赦せる光源氏は10月10日までです。

 

次回予告

母から金子みすゞの詩で慰めら時に「でも自らおなくなりになってしまったよね?」…と思った私が読んだらどう感じるのだろう。