衛生ゴアグラインド

本、人形、素体

音声ゴアグラインド4月号

今月は今のところ6冊読みました。

本が読めないと悩んでいたけど、単に休日は自転車に乗ったり、出かけたり、割とアクティブだったからです。

健康的でした。

 

アメリカのコラムニストによるエッセイで、主にボディポジティブとルッキズムミソジニーへの戦いのこと。ネットで叩かれた話もある。

著者が10代のときに痩せなさいとか健康アドバイスされるよりも、そのままの自分で愛される価値があることを教えて欲しかったと書いていたけど、私だってそうだよ…。

 

 

 

イタリア人作家による程よく日常感がある童話の趣がある短編集。高慢ちきだけどちょっとお調子ものの鍋蓋とその妻のアルミ鍋の話「出身は王家のキッチン」、セレブ犬と野良犬の友情「ローマの犬」、毛皮にされた母を探す子狐の話「きつねの毛皮」が好みだった。
「きつねの毛皮」で、子狐に手助けしてくれるのが人形たちたなのだけど、人形は貝殻、骨、ファーと相性が良いと思っているので人選(?)が良い気がしている。

 

 

歌舞伎、落語、文楽などのエッセイ。

知らない世界ながら、なんだか楽しそうじゃない?って気持ちになる。

ストリップについての話もあり、知っている踊り子さんの話が出ると嬉しい。

丁度、先日見に行ったみおり舞さんのボレロについても触れられていることがきっかけだったけど、ヴァニラ画廊、安達ケ原などの単語にピンとくる…歌舞伎や落語、文楽はそう遠くない、ちょっと足を踏み入れれば楽しいかもしれないものかもしれないですね。

 

 

童貞がテーマのアンソロジー。明るいバカな話よりも、面倒くさそうな話が多いのは、性の悩みは個人の重要な問題になり得るからだろうか。拗らせすぎて治療不可みたいな話もあり、人それぞれといえども…に、してもよ?という気持ちになる。

いろんな年代の話があるけど、特筆すべきは「童貞放浪記」…ストリップ劇場での話や今はなくなったサービスの話が出てくる。OSと名がつく劇場だと今はなくなったタッチショー、ピンクルームがあると書かれてあったけど…タッチショーあった劇場、昔は名前がOSだったなぁ…と私の中の伏線を回収した。

名前が出てきた劇場は今もある渋谷の劇場と京都の劇場。『童貞放浪記』は小説だけど、どちらの劇場も芸術性が高かったとあるのは割と実際の話に近いんじゃなかろうか。

 

…上記を踏まえて最近みた香盤の感想などをだらだら話していました。

ストリップは裸になるけど、情報量が多い。私の推し活はストリップ劇場の踊り子さんを観に行くことだけど…ストリップを見ているとダイエットのモチベーションにもつながるし、自分の体はまだまだいけるし、頑張れば理想の体にもなれるかもしれないって希望を持つ。

生のおっぱいとおまたみるのはちょっと…でなければ行ってみたらよいかもしれないし、そんなに画像もネットであるもんじゃないから、自分で見に行くしかない。

本当に自分が面白いと思えるものは、ネットの外側で案外自分の身近にある…って都築響一さんの言葉であったけど、SNSはきっかけにはなるけど、自分の手足で見つけたほうが楽しいよ。

 

次回予告

 

ケッチャムです。

読んでいるけど、思ったより読み進まなかった。

 

来月から体を動かす習い事を始めたいので、本を読むペースはどうなっていくんだろう?

寂しくなったらまた戻ってきますが、毎月アウトプットする機会でもあるので、本は楽しく読めるものを読みたいですね。