衛生ゴアグラインド

本、人形、素体

音声ゴアグラインドブログ版11月号

今月は2冊しか本がよめなかったよ…

 

澁澤龍彦の元パートナーとして読むと、独り身である今、しんみりしてしまう。

内容云々よりも、矢川澄子の人生を思うそんな読書。

ピエール・ルメートルカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズを日本での刊行順に読んだ人みたいな気持ちになります。

 

好きな作家だからある程度面白さは保証されていると思い、手に取った本。

へたれ系一人っ子の精神科医歌人が「死」について語る対談集。お亡くなりなった人の話や映画や小説などのフィクション、そして短歌と話が転がりなんとなくまとまっているような気がするのは読んでいると楽しいからかしら。好きな作家だもの。

 

特集「俗・甘食とぼろ布」

先月の話その後。甘食は食べました。美味しかった。資質が低いので、糖質摂取します。糖質制限はしていないのですが、ナチュラルに糖質低いから鬱っぽくなったり、頭回んないのかも。

それはともかく、甘食とぼろ布で女体の話…で、音声版では、ストリップの推し活近況を話をしていました。

前回、差し入れをしようと迷っていることを書いて終わりましたが、差し入れ、しましたよ!

関西から来ている踊り子さんなので、消え物だけど、ちょっといいもの、好きそうなもの…として、山本タカトのイラストラベルの赤ワインにしました。推し、お酒好きだし、ワインも飲まれるので…。

私はお酒を飲まないので、酒が好きな友人に「ワインを1本差し入れるのはありか」と聞いて行けそうと判断の上でした。お気に召していただけたようなので、一安心ですし、次に推しに会うまで生きようと思った。

 

他にはストリップ関連では、行きつけでストリップ客歴長い方にお目にかかり、世間が産まれる…という趣の程よい距離感のそれでいて楽しい話などを聞かせていただく機会に恵まれました。

他の同じ界隈の人の話を聞く機会ってないですし、その方が穏やかな方だったので、それもとてもよかった。

 

あと当日は別件で行けなかったのですが、文学フリマでストリップ本のサークルがあるったそうなんです。書き手も女性が多いみたいで、気になるところ。

私が劇場に行くと女子率が低くて、下手すると女子は私だけとかあるんですけど…ある同人誌で取り上げられていた踊り子さんがいらっしゃった時は女子客が何名かいたので、女子ウケしやすい踊り子さんってやっぱりあるんですね。

 

今年は推しの関東の予定が終わってしまったので、しばらくは劇場に行く予定がないのですが…年明けには友人とストリップを観に行く予定があるので、それを楽しみに残りの厄年を生き延びます。

この世に運命をつかさどる神がいるならば引きずりおろしてビンタしたい気持ちしかない今年ですが…人生の大事故から始まり、狂ったチューニングで通うことにしたストリップは楽しかったです。