衛生ゴアグラインド

本、人形、素体

音声ゴアグラインドブログ版10月号

前回から読めた本は5冊…びっくりするほど少ない…なんだか自分が自分でなくなるようで哀しいが、本を読む以外にも楽しいことがあるのでは?という10月です。

 

春日武彦による精神疾患紹介本。いつも通り仕事の話や小説も交えつつ話が進む。躁鬱の躁で人生を棒に振る人、玄関で全部服を脱ぐ人、引き籠もりだけど筋トレだけは真面目にやっていた人など、世の中にはいろんな人がいるのである。

妻の浮気を疑い言動がおかしくなった男性を「奥さんが鬱だから」という名目で話を聞き出す回があったのだけど、男性が著者に対してあなたも男ならわかるでしょ?みたいな態度をとってきたので気持ち悪かったと正直すぎることを書いていた。

診察を受けさせた理由が浮気を疑われた妻である女性の方が「別れるにしても心が病んでいるなら話が違ってくるから」というもの。そう、病気なら話が違ってくる。

 

ゴス文化とSFと。人形の話もでてくるよ!下妻物語インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアのクローディアでロリィタについて語っているのがよかった。どっちも好きだから…。

少女については「大戦前の階級意識があり、少女を育む土壌として、一定の経済的余裕と一定の教養主義が欠かせないものであることが窺われる」

「多くの知識人が称揚する少女性には、一定の攻撃力があって、それは制度内部で形成されながらも、緻密に育成された結果、制度を揺るがすような美学的・性的魔力すら有してしまったという矛盾点を持つ」ロリィタ服については「どこにもいない少女のためのもの」少女性にしても人形にしても作りものとして生み出された幻想性と書かれているけど…そうね。

こういう何かについて論じた本は、自分の領域になるほどソウジャナイになりがちだけど、16年前の本なのと、あと私は好きな物にゴスの要素はあるけど、ゴスが好きかというと似合わないしなぁ、そんなに手を出していない気がするんだよなあ…になります。

 

特集「甘食とぼろ布」

最近、ストリップ鑑賞が趣味になったので、女体について語っていました。

頑張る女体は尊く、そして、自分の肉体を受け入れられるのと、あと語るも涙の男と女という内容。人生色々。

甘食は乳首、ぼろ布はマダム・エドワルダに出てきたおそらく女性器の表現です。

これを読めば割と勝手がわかる本。

ただし、私はこの本を読まずに劇場にGo!しましたが、何とかなりました。

最終的に脱ぐエンタメなので生で女性器みるのはちょっと…とかでなければ、女性は楽しむ以上にグッとくる人も多そうです。踊り子さんも仕事ですし、笑顔で秘密の花園を見せてくれるので、罪悪感はないです!

女子の裸をみる、しかも見ても良いなんて同性でも少ないので、人生における女体サンプル蒐集がはかどりますし、踊り子さんの体型も様々なので自分の肉体を受け入れる契機にもなります。私は春日武彦が云うチューニングが狂った人なので、ダイエットのモチベーションにもしていました。

女子料金は安い(だいたい3000円)から、好みの踊り子さんがいたらチップ渡したり、撮影タイムに参加してストリップに貢献したいですね。私も推しの踊り子さんの撮影タイムに参加したり、チップ渡したりしていますが、ニコニコしてくださる様子や名前を覚えていただくことに、推し活にはまるとはこういう事か!となっています。

来月は推しの踊り子さんのお誕生月なので、何か差し入れしたいけど、荷物になっちゃうかしら…とやきもきしている真っ最中です。どうしよう?