今年のまとめです。ブログをあまりかけなかったし、下半期はあまり本が読めていませんが、ランキングが作れそうなぐらいには読んだのでまずは下半期のベスト冊です。
納豆が食べられる人で本当に良かったと思うことが本を読んでいてあるとは
思わなかった。
軽やかな語り口でありながら自分の足で、そして実践してきたものは強い。
アジアウルルン納豆記『謎のアジア納豆』 - 衛生ゴアグラインド
実は納豆本の著者のパートナーさん。
こちらもやはり自分の足で得た情報も多いので強い、面白い!
着物が好きだから『着物の国のはてな』『きものを纏う美』 - 衛生ゴアグラインド
お父さんお医者さん、著者もお医者さん、でもお母さん薬物中毒!
著者のお母さまだけ平山夢明の登場人物みたいになっているけれども、相対的に平山夢明のヤバい人の人物描写ってすごいんだな!という気持ちになってくる。
明るい闘病記。
周囲は落ち込むも、本人はいたって明るい。
なんとなくこうありたいな、と思うなど。
明るい切除と再建『我がおっぱいに未練なし』 - 衛生ゴアグラインド
丁寧で本当の事を教えてくれると同時に、ご遺体との向き合い方も教えてくれるようなそんな本。
葬られ話『遺体と火葬のほんとうの話』 - 衛生ゴアグラインド
『ヤクザ、ときどきピアノ』のピアノを絵画に変えてヤクザを抜いたもの。
言葉を尽くして絵画の魅力を伝えてくれる本。
言葉を尽くして教えてくれる『絵を見る技術』『浮世絵の解剖図鑑』 - 衛生ゴアグラインド
分かり合えない3国(実質5国)を英国人が見た話。
著者がぶれないのとどこの国もそれぞれ楽しんでいる様子があるのが幸い。
耽美腐敗臭。ダメだったら怒るからな!と思いながら読んだけど、いい仕事でした。
みちのくキンキーブーツという趣きの老人たちが元気な青春小説。
母親の職業ゆえに起こる後半の展開は予測していなかったので「おお!」となった。
みちのくキンキーブーツ『テーラー伊三郎』 - 衛生ゴアグラインド