今年も上半期ベストと下半期ベストを戦わせて年間ベストを作る気持ちで上半期ベスト10を作りました。
上半期154冊中、面白かった本は下記の通りです。
澁澤龍彦の伝記。澁澤龍彦は好きとか嫌いとかではなく、私の人生において澁澤龍彦的なものが必要なので。
ファシズムについて楽しく学べる本。
人形も作っていた芸術家:ハンスベルメールに関連してファシズムの頃について調べるのも読書の上での趣味なので。
それは快感で癖になる『ファシズムの教室』 - 衛生ゴアグラインド
獣姦と動物性愛の違いが分かるようになる本。
そういう人もいるんだね!と不思議な穏やかな気持ちになる本。
動物に愛され動物を愛し『聖なるズー』 - 衛生ゴアグラインド
ヤクザについて書いているライターさんがピアノにチャレンジ!学ぶ楽しさを語彙力豊富に語ってくれるので何か始めたくなる。
ピアノの先生:レイコさんのキャラクターもいいなぁ。こういう先生に習いたかった。
男性が書いたジェンダーの本。古い男らしさを捨てればもっと人が幸せになる道があると思うよ!というのがユーモラスなイラストも交えて語ってくれる。
戦わなくてよい世界へ『男らしさの終焉』 - 衛生ゴアグラインド
これは所有することで嬉しくなり、読めば素敵な気持ちになる本。
豆本で特殊装丁で流通も少ないので入れるか迷いましたが、好きなので。
アイデンティティとしての食。生肉の食べ方の話は官能を覚えるほどだった。
諸君、私は肉が好きだ『パスタぎらい』 - 衛生ゴアグラインド
台湾の洋装で人生を切り開く働く女子のお話。写真を見るとみんな楽しそうだし、どんどんおしゃれになっていくのがいいな。
繕い裁ち、教える人生『台湾少女、洋裁に出会う』 - 衛生ゴアグラインド
読書術の本。珍しい図書館推奨派。巻末の劇薬本リストはブログ掲載時に大変お世話になりました。今後も世話になると思います。
趣味が合う人を探してみようか『わたしが知らないスゴ本は、 きっとあなたが読んでいる』 - 衛生ゴアグラインド
以上です。
上期のベストに入った小説が『翼と宝冠』のみなので、下期はもう少し小説でガツンとくるものがあれば嬉しいかな。
あとブログを更新する体力がないので、『龍彦親王航海記』と『ヤクザときどきピアノ』の感想が間に合わなかったのですが、今月中に書けたらいいな…。