昨日6/28は『「サイコパスの手帖」(洋泉社)刊行記念 春日武彦先生&平山夢明先生トーク&サイン会』に参加しました。
現役作家で文章が好きな作家No.1の春日武彦先生と現役作家でエグみとエンターテイメントの両立でNo.1の平山夢明先生ですので、楽しみにしていました。
特に春日先生は初めてお目にかかるので、著作が好きであることなどをお伝えしたところ、ニコニコ笑顔で新刊の予定を教えてくださり、更に好きになりました。
平山先生はサービス精神旺盛で、サイン会の最中でも会場に向けてトークを展開していて、すでにトークイベントが始まっているかのような気持ち。
今回はサイン会→トークイベントという流れでトークは聞いた人のお楽しみ!というほどに過激な話題が盛りだくさんでした。
端的にレポートしますと
・映画『カニバ』から某S川氏の話(春日先生は目撃したことがある、平山先生は過去に交流あり)
・春日先生は変態的なものが治療できるという考え方に否定的
・トラウマ映画は2人共にあまり被らず 春日→真面目 平山→キチガイ で別れた。
・平山先生「真面目な人が悪いこともしていないのに、糸くずみたいになるのが好き。自分の中に幸せが無いからそういうのを見ると安心するし、逆に幸せな話はドキドキする」(意訳)と語る。
・海外の話。平山先生は米国の愛国心が異様に強すぎるホテルに行った話、春日先生は
グアテマラで寄生虫由来の失明の患者さん相手に視力検査をした話。
・平山先生が出会ったサイコパスっぽい編集者の話。
・お客さんより質問「今まで出会った一番サイコパスな人は?」
平山先生→「金に汚いやつ。俺たちへの給料が3,4ヶ月に1回!春、夏、秋、冬の各1回って、なにこれ?季(節)給?」
春日先生→全員犯罪者の閉鎖病棟にいた電話ストーカーの男。とにかくしつこかった。
・お客さんから「多頭飼いはおかしいという話がありましたが、私は猫7匹飼っています。気が狂わないようにするにはどうしたらいいでしょう?」という質問に対して、春日が「見分けがつけば大丈夫」と返答。
・映画『ダイナー』には平山先生はでていない。
他にも色々ありましたが、だいたいそんな感じ。主に平山先生が喋って、春日先生はニコニコ頷いたり、時々ぼそっとツッコミを入れたり…と云う感じでした。
よい日だった…。
たぶん、今年の面白かった本に入れる。