横浜美術館で『ヌード』展をみてきました。
目当てはハンス・ベルメールの人形です。創作方面の球体関節人形が好きですからね。
写真作品は何度か目にしたことがあるのと、澁澤龍彦が所有している土井典によるレプリカは見たことがありますが、本物を観る機会には恵まれなかったので、ここぞとばかりに見に行ってきました。
ちなみにベルメールの人形があるのはヌード展のTwitterで知りました。
【ヌード展 作品ミニ紹介】
— ヌード展@横浜美術館 (@nude2018) April 21, 2018
ベルメールの作品《人形》も展示されています。二つの尻にが結合した”球体関節人形”。シュルレアリストによる最も有名なオブジェのひとつです。#そのヌードには秘密がある#ヌード展 pic.twitter.com/nrQUhMYHyX
これがTLに流れてこなかったら、見逃すところだった!
メインヴィジュアルはロダンの「接吻」で、これは撮影OKでした。
…撮ってもいいよ!ということで撮りました。
この接吻がある部屋はエロティック・ヌードの部屋ということで、性的な感じの作品があったので、ここにベルメールの人形が…と思ったらない!
ない!会期中に展示替えでもあったのか!ない!と焦っていましたが、ベルメールはシュールレアリズムのコーナーにいました。
エロではないのか。それ以前になんでエロのところにいると思ったんだろ…。
とはいえ、会場にいる間に何度もベルメールのところに戻って目に焼き付けようとしていました。
ベルメールの人形はグッズにはなっていなかったのでグッズ関係はスルー。でも、カリソンというお菓子が売っていたので、これは買いました。笑わないお姫様を笑顔にするために作らせたというお話とともに語られる由緒正しきお菓子のようです。
接吻がメインビジュアルだったから、カップルでちょっと幸せってセレクトなのかしら?ちなみに同居している恋人へのお土産もかねて買ったので、意図はばっちり汲んだと思いたいです。
この号が出たときの展示で私は人形の世界に舞い戻ったので、ベルメールというワードがより強くなりました。