衛生ゴアグラインド

人形を愛で、本を読み、肉を食べる

人間にしか出来ないことを『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』

知らない分野の本を読む。

読了。 

東大合格を目指すロボットの製作者によるAIの話。

AIは計算機であり、意味を理解できないが、人間、特に最近の子どもたちに読解力があるかというと…そうでもないんだよね!という話になるので、このタイトルなのかな。

この本だけの話とはいえAIについて知ることが多く、ざっくり知れたのがよかった。 

AIはコストを削減することは出来るけど、新しいものは産めない、AIで代替出来ない仕事は女性が担っている場合が多く、起業に有利なのは女性なのでは?という話も。意外と希望が持てる方向に話を持ってきてくれるのは、好感。

これからの仕事は他者との関わりがあり、共感性が大事にされ、ニッチでマニアックなものほど生き残るんじゃないかな。具体的にどうとは云えないけど、私が好きな園子温の言葉「アングラな趣味の人を馬鹿にしてはいけません。めちゃくちゃ辛くて美味しいカレー屋さんがあったらマニアは殺到します」みたいなことなんじゃなかろうか。

 

そしてキーワードになっている読解力ですが、読書量やゲーム量との相関は(この本では)ないという事になっている。しかし、読解力は後からでも上がるものだとされているのだけど、本の中に出てくる例の2つによると周囲の環境と伝える、伝わりやすい言葉や文章の構成を考えることが読解力に繋がるかな?と思うなど。

程よく他者や社会とかかわって生きていくのがたぶん大事。