衛生ゴアグラインド

人形を愛で、本を読み、肉を食べる

片してこそ『ゴミ屋敷奮闘記』

片付け本、ついにゴミ屋敷にも手を出す。

「ゴミ屋敷奮闘記」

「ゴミ屋敷奮闘記」

 

読了。ライターである著者が清掃会社へアルバイト入社した上で関わった汚部屋、ゴミ屋敷のるポタージュ。

ゴミ屋敷が見たかった…とのことですが、読みやすく、虫、悪臭、ゴミの貯まり具合の描写、そして写真の数々に片付けたときの達成感を読者にも共有してくれる感じ。

ごみの上の層の上で生活しようとする人、ペットボトルを半分に切ってそこで排尿していた形跡がある女性の部屋など、インパクトある部屋ばかりでした…掃除は今後もちゃんとします…。

タイプ別ゴミ屋敷の住人紹介の中で「失恋した人」とあった(実際にこの本の中にも失恋もきっかけの一つと思われるゴミ屋敷の住人が出てくる)。

失恋した人のざっくりした紹介の最後には「部屋が綺麗なら異性を部屋に招けるし、性行為もできるので、新しい恋愛に発展させやすいのではないか」と書かれており、いい文章だなと思いました。性行為はともかく、人が招ける、招ける程度にすぐ片せるというのはまだソーシャルに入っていける希望もありそう。

もちろん、清掃業者に頼んででも片づけるのは、ソーシャルへの復帰の1つでもある気がする。

本の趣味が似ている友人が読んだと聞いて読みましたが、趣味が似ている友人は大事だぜ…と思うほどポジティブなものが得られる読書でした。