衛生ゴアグラインド

人形を愛で、本を読み、肉を食べる

文章だから臭くない『スカトロジア』

図版はないので安心してください。

スカトロジア―糞尿譚 (ノアコレクション (7))

スカトロジア―糞尿譚 (ノアコレクション (7))

 

読了。

タイトル通り排泄、排泄物とその周辺に関するエッセイ。『モーツァルトレクター博士の医学講座』で紹介されていたので読みました。

古今東西の文学の紹介もあり、新聞紙の上に排泄して、新聞紙に包んで加茂川(鴨川)に流す近松秋江『二人の独り者』、酒に下剤を混ぜて全員垂れ流しバルザック『風流滑稽譚』の「ルイ十一世瓢逸記」、日本の『今昔物語集』などが紹介される。

だがしかし、著者が真面目だからなのか古い本だからなのか紹介や考察よりも、一番面白かったのは痔の手術の体験談。剃毛されたり、看護婦さんに担ぎ込まれるようにベッドに戻されたりの話は、実際にやってみたことは強いよなぁ…となった。

 

余談にはなるけれどもフェティッシュバーで男性から痔の手術の話を聞いたことがある。オムツを履かされて破られる、局所麻酔後に看護婦さんが肛門を摘まみながら「感じますか?」と聞いてくるので「このフェティッシュバーのスタッフが誰かなんじゃないかと思った」という話を「合法のプレイだった」と明るくまとめていて、聞いている側としても楽しかった…って、痔の話は滑らない話みたいになってしまった…。