無職だからページ数多い上下巻に手を出しちゃう。
読了。
衆便所で美女の尻を覗き見て御用となった少年時代の思い出から始まる兄弟の話。
弟がスケベでクズで、下ネタを交えつつ明るい調子で話が進んだかと思いきや文化大革命で兄弟の父が死に、兄弟はビービー泣き、町の人も殺されるか狂うかするという急展開が多い暗黒団地ともおでした…。
兄と町一番の美女の話が出て来るのだけど、下ネタから始まり、人が死に…とやった後に恋愛の話が出て来る。ここまでが上巻。
下巻では一度は借金を作り落ちたと思われた弟は大金持ちになって文字通りやりたい放題の末に処女膜美人コンテストを開く…って書いているだけでまったく訳がわからないのだけど、その通りだから仕方がない。
兄の方は大変不憫で組む相手を間違えたばっかりに身体改造までさせられて辺境の地で豊胸クリームを売り、その結果…というこちらも書いていてわけがわからないし、その通りなのだけど、意固地なのは良くないよ…と思うなど。
Twitterで変なあらすじの小説として紹介されていて気になっていたのですが、ページ数は上下合計900ページほど…ページ数でひるんでいましたが、テンポ良い文章で原文も翻訳も頑張ったのかスラスラ楽しく読めました。