衛生ゴアグラインド

人形を愛で、本を読み、肉を食べる

フェティシズムフェミニズム『サスペリア』(2018年)

サスペリアをやっとこさ観てきました。

gaga.ne.jp

オリジナルはずいぶん前に鑑賞済みです。もはやホラー映画好きで観ていない奴はもぐりな!ってほどみんな大好き『サスペリア』ですからね。

オリジナルが持っていた乙女趣味は影を潜め、妙にフェティッシュな作りになっていました。リメイクは当時のドイツの情勢を出したり、精神科医の過去についてが描かれたりドイツをかなり意識した作りになっている。

説明は多くなく、映像だけで見せるシーンもあるのだけど、結構えぐいものが混ざっていることもあって、それが嫌いじゃなかったりします。舞踏の衣装が赤い縄ということもあり、日本の緊縛師:Hajime Kinokoの作品っぽいことになっているのもあり、わかる人には妙にフェティシズムを感じます。

最後の最後でダリオ・アルジェントを意識していないっていったら嘘つきだ!って画面が展開されるので最高ですし、話が上手く馴染んでくれなくても、原作はダリオ・アルジェントだし…で納得しておきます。

概ね満足ですが、首を切断しないのは首切り大好きアルジェントに遠慮したのか、変な死に方も実質1件なので、画面には拘るけど、死に方、殺し方にはあんまり興味ないのかなぁ…とは思いました。

観たい観たい云っていた『サスペリア』をようやく観たので、ネタバレ解禁!とばかりに記事を読みあさっているのだけど、オリジナルとリメイクが互いに不満をぶつけ合っているなどしていました。

theriver.jp

「芸術作品としては大好きです。しかし物語はほとんど意味をなしていない」って多分みんなそうだよ…。ダリオ・アルジェントの作品で話がしっかりしているものは少ないよ…。