衛生ゴアグラインド

人形を愛で、本を読み、肉を食べる

血肉は部品か?肉体は工場か?『すばらしい人間部品産業』

前から読みたかった本を読むなど。

すばらしい人間部品産業

すばらしい人間部品産業

 

読了。

血液、臓器、胎児…移植や代理母、人間の胚の利用などの人間部品産業と云われるものの歴史や裁判の事例など。

人体の事になると女性の体の利用の話も出て来るのだけど、エグいし、そんなことするのかよ!というのもある。

初めて知ったことは多いけど、無性生殖のパルテノジェネシスで人間での報告例があったのは初めて知った。 フィクションに使われそうな題材だけど、そんなに出会ってこなかった。

著者としては何でも人体を商品化するのに反対の姿勢ではあるのだけど、そんなに不公平ではない感じ。

読みやすかったし、翻訳者後書きによると翻訳者が頑張ってくれた面も多そう。

移植用の人間を作るのは『夜のみだらな鳥』っぽいし、移植しちゃうのは『死の泉』だし、生まれた子供をどうするの?は『ベアゲルター』を思い出したので、心当たりがある本でした。

 

 

生命に部分はない (講談社現代新書)

生命に部分はない (講談社現代新書)

 

たぶん、同じ内容…原題が一緒。