衛生ゴアグラインド

人形を愛で、本を読み、肉を食べる

飛んだ人

上司と連絡が取れなくて、なんとなく「飛んだかな」と思った。

元々、転職活動しているのは知っていたので、もうこんな会社厭だ!となって飛んでしまったという理屈が私の中で出来上がっていた。

 

前の職場にいたときは、出社しなくなった人が1名、出社を拒否して他の人が退勤した後に仕事を片していく人が1名、失踪を2度繰り返した人が1名それぞれ出た。失踪が多い職場である。酷い話だ。

出社拒否者はともかく、それ以外は貯まり貯まって本人の中でしかわからぬところでぷつりと行ってしまってそれが失踪につながった気がする。つまり、たいした前兆を見せぬまま急にいなくなってしまった。

それこそ家族の失踪は「煙草を買ってくる」なんて言い残したのが最後などと言う話も聞くので、人というのはふらっといなくなってしまうものなのかもしれない。

 

結局、上司は急病だったそうなので、飛んでいないことには安心したが、体の事はかなり心配である。

そして、この職場、私もやめるつもりなのだけど、どうなるんだろ?

不満なことが多くなってきたので、知ったことか!と思いながら、買いたくもないし着たくもないが転職のために必要な服を買って細々と転職活動をします。