衛生ゴアグラインド

人形を愛で、本を読み、肉を食べる

金と労働と男と女『うたかたの日々』

最近展示の題材になっていた小説を読みました。 

うたかたの日々 (ハヤカワepi文庫)

うたかたの日々 (ハヤカワepi文庫)

 

 読了。

肺に睡蓮が生える話…という前情報付きで読んだものの、恋をする高揚感のロマンチックな描写のある前半、不穏な中盤を経て、モブも主要人物もあっさり死ぬ後半などそれなりに楽しく読めました。

程よく現実では無い部分も気持ちが良い感じ。

さらっと読んでしまったけど、高等遊民の身分からの転落、好きな作家の物を何でも買ってしまう貧乏欲しがりクソ野郎のせいでその恋人がメンヘラ殺人放火魔になってしまうなどのエピソードから金の稼ぎ方と金の使い方と身の程を知るのは大事…と思うなどしました。

読むべきところはそこじゃないけど。