衛生ゴアグラインド

本、人形、素体

カニバリズム『息子ジェフリー・ダーマーとの日々』、ネクロフィリア『死体と暮らすひとりの部屋』

私が知っている無駄知識が誰かの役に立つことがある。

しかし、誰かの役に立つことを求めて読書をしているわけではないので、今後も好き勝手に本を読みます。

 

息子ジェフリー・ダーマーとの日々

息子ジェフリー・ダーマーとの日々

 

カニバリズム猟奇殺人でお馴染みジェフリー・ダーマーの父による手記。

ダーマー親子はそれぞれちょっとした、そしてあまり特別ではない先天的な疾患がある気がする。それを生きているうちにどう折り合いをつけたかが違うだけなのかもしれない。

この本は最後は「これから父親になろうとしている人たちにも次のように言うしかない。『気をつけて、しっかり頑張ってほしい』と。」という言葉で終わっていた。

 

 

死体と暮らすひとりの部屋―ある連続殺人者の深層

死体と暮らすひとりの部屋―ある連続殺人者の深層

 

イギリスのシリアルキラー:デニス・ニルセンに関する本。

寂しがり屋で自己愛の人で死体愛好癖、複雑な性的嗜好で折り合いをつけられず犯罪に走ってしまったという印象。

もちろん殺しはよくないのですが、処理法が雑でびっくりした。燃やすときにゴムと一緒に燃やすことをした以外は、隠し方や処理が雑でよく長年捕まらなかったなぁ…って思った。

排水溝に死体を詰まらせてしまったがばっかりに犯行がばれたので、この本を読んだときは思いたってキッチンの排水溝を掃除していました。