衛生ゴアグラインド

人形を愛で、本を読み、肉を食べる

ツンデレみたいなタイトルでお送りします『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』

そろそろ夏休みの時期なので、この本を選びました。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

 

夏休みこども科学電話相談で子供の話を聴き上手にして褒め上手の著者による鳥類学者エッセイ。

話はよく脱線するのだけど、なんか笑っちゃうからまぁ、いいや…となる。

骨格標本を収集されている方なので、作り方がちらっと出てくるのだけど、酵素の使用はしたことがなかったなぁ。エタノールによる脱脂はしたことあるけど。

南硫黄島でも調査で大量のハエが口に入ってくる問題を「ハエの形をした鶏肉」といったり、そんな苦労をした南硫黄島が美しく紹介されていて「美とは、毒に支えられてこそ真の魅力を発するものと心得てほしい」とまとめたり、鳥の研究は進んではいないことを正直に書きつつ「地道な研究が、図鑑の精度の向上と子供たちの笑顔を支えているのだ」と最後にいい感じで〆ている。