衛生ゴアグラインド

人形を愛で、本を読み、肉を食べる

家族が多い不幸「離人カーテンの囚人」「マミーボコボコ」「家族八景」

女性から知識と学問を奪えば出生率が増えるという話が出回ったらしい(元のpostにはたどり着けず)。

ぞっとしたが、思い出した話もある。

我が祖母は曾祖母(祖母にとっては実母)に「学が無いばっかりに子供ばっかり産みやがって!」と発言したところ、包丁を持ち出され命をかけた鬼ごっこをする羽目になったことがあるのだという。

下に妹弟がごちゃごちゃいたら、そんなこともいいたくなるだろうなーとは思う。私は下に妹弟1人ずついたけど、なんだかそれがたまらなく嫌だったし、私を失敗の糧に下のインフラが整っていくのが癪だった。

祖母の時はもっとごちゃごちゃと下に妹弟がいたけど、幸いにして祖母の時は家が裕福な時だったので師範学校に行って教師になった。子供は嫌いだが、生活のために教師になったのだという。

祖母は結局3人の子供を育てた。男2人、末っ子は女で、その末っ子こそ私の母である。祖母と私の下にごちゃごちゃいるのがたまらなく厭という感覚はいつまでもわかってもらえない。

 

クリストファー男娼窟 (角川文庫)
 

虐待され夢も希望もなく幻覚をみる少女の話「離人カーテンの囚人」収録。

子供が仔猫のように増えてしまって…という言い回しがあった。

なにせ草間彌生ですから性的嫌悪がすごい。幻覚シーンがくるものがあったりコミカルだったりするのですが、虐待しているのは実の親だし、まったく救いがないので(一応主人公の願いは叶うけど)前知識なしで読んだらいやーな気分でした。

 

 

デブを捨てに

デブを捨てに

 

 疎遠になっていた娘に会いに行ったら大家族番組に取材されるようなほど子供を産んでいた「マミーボコボコ」収録。嫌悪感をたっぷり煽るような仕上がりに「私、大家族物は苦手なのよね」というのを改めて感じるなど。

 

 

家族八景 (新潮文庫)

家族八景 (新潮文庫)

 

知人が大家族物をみて「この家、小ぎれいだな」とつぶやいていた時に思い出したのがこれ。

考えることをやめた夫と体が弱いと嘘をついて家事をしない妻、そして子だくさんで汚い家…というそんな家族が出てきます。