見たくないものと向き合う時『先生の白い嘘』

 好きな漫画が一つ完結しました。

前巻が完結しそうでしないもどかしい感じで終わったので救いがあるか心配していましたが、無事完結。

 

『先生の白い嘘』を読み始めたのは1年ほど前。一気に読み始めました。

当時は旧帝大生数名によるわいせつ事件があったり、女の子の頭を触ってくる男子の話が現実にあったこともあり、読んでいて大変しんどい気持ちになりました。

 

作中で女性側が受ける不条理は、何かと私の生活でもふと思い起こされることがあります。

今回の巻ではないのですが、主人公の高校時代のエピソードで痴漢にあったことを相談したら気のせいっていわれたあげくモテ自慢にされるというものがあるのですが、本当にこれはあるんですよね…相談する相手によって、この悲しみを理解してもらえないそんなケース。

 

女性側が受ける不条理と書きましたが『先生の白い嘘』では望まない関係を結ばされる男子生徒が出てくるので、男性視点も書かれていることから、読み物としてのバランスはかなり良かったです。

望まない関係を結ばされて自分を奪われたかのような二人が進む結末、それが希望のあるものだと信じて読み続けておりましたが、本当によい終わり方をしたと思っております。