弥生美術館『命短し恋せよ乙女』

弥生美術館で開催中の「命短し恋せよ乙女」 ~マツオヒロミ×大正恋愛事件簿~を鑑賞。

大正時代の恋愛ゴシップをイラストレーターのマツオヒロミさんの美麗イラストで楽しむという展示でした。

マツオヒロミさんは大正~昭和初期モチーフが得意な方と認識していますが、抒情画に強い弥生美術館が最近の作家を使って展示するのは珍しいので、好きなもの×好きなものだ~と愉しみにしておりました。

 

竹久夢二のもとにお葉と家族が金の無心に来るというクズい解説付きでも、マツオヒロミさんの夢二とお葉は抒情的で素敵でした。

恋愛ゴシップという下世話な話題ではありますが、時間が経っているからなのか、嫌悪感はそれほどありませんでした。

 

特筆すべきは…有島武郎と心中した波多野秋子の夫、春房がかっちりした洋装でメガネで妙に小太りなのに顔立ちが割と整っているという絵にかいたような偉そうで厭ァなボンボンで笑ってしまいました。

この夫婦、互いに浮気していたような雰囲気で紹介されていましたが、ウィキペディアなどではその辺はあまり触れられていなくて春房が被害者ともとれるのですが、有島武郎に金の無心しているしなぁ…と展示後にぼんやり思っております。

 

百貨店ワルツ (リュエルコミックス)

百貨店ワルツ (リュエルコミックス)

 

イラスト集とマンガの中間のようなそんなこんな。

久々に絵も内容も大好きです!と思えた作品集でした。