現時点で好きな文章作家3名

お題「好きな作家」

お題スロット回してみました。

作家というと文章関係の方が思いつくので、文章関係しばりで。

 

皆川博子

 今の趣味に一番合ってかつ常に楽しめる作家。安心の作家…と云いたいのですが、作品がいつも良い感じで裏切られるので読むうえで安心はできないので、作風のクオリティが安心。

最近は『猫舌男爵』を読了しました。表紙が宇野亞喜良なので、手に取るのが嬉しい。

猫舌男爵 (ハヤカワ文庫JA)

猫舌男爵 (ハヤカワ文庫JA)

 

『トマトゲーム』の表紙は私が大好きな人形作家:中川多理さんの人形。

トマト・ゲーム (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-6) (ハヤカワ文庫JA)

トマト・ゲーム (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-6) (ハヤカワ文庫JA)

 

 

鹿島茂

フランス文学者が正しい肩書になりそうですが、文章を書き、古書を買い、コレクションを展示するという多彩な人。

文章は著作が多数あるだけあって、近年になればなるほど大変読みやすいと同時に俗っぽいたとえもするので賢さと俗っぽさが絶妙。

ノーマルながら、SMや変態に関して中立的な視点を持って語れる稀有な人という印象もあります。

安野モヨコ鼻下長紳士回顧録』にも出てきた小鳥おじさんのエピソードを鹿島茂の本で読んだ時は「いつの時代も変態は変わらねぇな!」と思うなどしました。

 

春日武彦

精神科医にして著者多数。

精神科医の立場を生かしたひねくれたエッセイは痛快。そして、その痛快さゆえに離れてそっと文章を読んでいたい作家。エッセイも面白いのですが、小説『様子を見ましょう、死が訪れるまで』は自らのサブカル趣味をてんこ盛りにしていながらちゃんと面白かったです。

 

文章が好きで、できることならほかの作品も読みたい、新作が楽しみな作家を3人選んでみました。

フリークス、娼婦、精神の病というキーワードにして並べると意外と一貫性がないこともない気がします。