グラインドハウスで出会った人なの

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 ジョージ・A・ロメロ作品をちゃんと見たのは、08年7月、早稲田松竹での2本立てでディレクターズカット版の『ゾンビ』でした。ちなみにもう1本はグラインドハウスUSAバージョンなので、大変幸せな滑り出しだったような気がします。

以降、マイペースにロメロの作品を見てきました。リアルタイムで劇場で見ることができたのは『サバイバル・オブ・ザ・デッド』ですが、今は亡きシアターNで『ザ・クレイジーズ』も観ています。

 

私が好きになったときには当然有名監督ですし、前情報も多く、社会派で、ゾンビ映画しか撮れないが、ゾンビを出しておけば好き勝手にできる監督という印象がありました。

何かにゾンビを足してもゾンビはゾンビにしかならないのですが、「とりあえずゾンビ出しておきました!」なビジネスゾンビとは一線を画すのがロメロのゾンビだと思っています。

 

ゾンビは生前の行動を元に死後行動するというのなら、『ランド・オブ・ザ・デッド』のメイキングで俳優含むスタッフに慕われながらも偉そうにしている様子がないロメロがゾンビになったら、ふらっと現場に出てきて、スタッフから慕われて、そのまま名物ゾンビになってしまいそうです。

お亡くなりになっても作品と織り交ぜて楽しい想像ができてしまうというのは、それだけ大きな作品を残したからでしょうか。ゾンビのことを話すたびにロメロの事を思い出すのは目に見えているのでそんなに寂しくはなさそうです。

 

 ゾンビが知恵をつけたり、サイモン・ペグがいたり、ダリオ・アルジェントの娘:アーシア・アルジェントが出ていたり、ロメロ作品の中では妙に好き。