衛生ゴアグラインド

人形を愛で、本を読み、肉を食べる

本と手紙

昔、百人町にあったブックカフェには本を持ち寄って寄贈できる本棚があって、人によっては本に手紙を挟むこともあった。 私も何冊か寄贈したことがあったのだけど、本のタイトルと手紙の内容を覚えているのはただ1冊きり。 ホテル・アイリス (幻冬舎文庫) …

あの日、鳩と。

皮革造形作家:三上鳩広さんの主催のチーズパーティに行ってきました。 作家本人がチーズを切って盛り付けしたそうです。 鳩広さんとは1年ぶりにお会いしましたが、元気そうで何より。 交流があったのが遠い昔みたいになっていましたが、普通に会話ができて…

日傘が欲しかった

日差しが弱くなったこのタイミングで欲しかった日傘が入荷されたので、この機を逃すな!とばかりに購入した。 欲しくないものを無理して買わないので、夏は日傘無しで過ごしていた。 気に入った日傘が手に入らないという理由で大変意固地になっていたものだ…

肉のハナシサ

TLに流れてきた「人間嫌いは美味しい人間を食べたことがないから」というpostにカニバリズム殺人鬼の名前がどれほど吊りさがっているか見に行ったら全く挙がっていなくて、残念な気持ちになった。 後で見に行ったら、ハンニバル・レクターとパリ人肉事件のあ…

『人形たちの白昼夢』に出てくる人形の容姿一覧

容姿を褒める意味での「人形のような」という表現が気になる人でもあるので、先日の本から考えてみる。 人形たちの白昼夢 作者: 千早茜 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2017/08/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る こちらの本に出…

絶妙な匙加減『人形たちの白昼夢』

人形モチーフの小説に手を出すなど。 人形たちの白昼夢 作者: 千早茜 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2017/08/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 読了。 人形と青いリボンが出てくる短編集。モチーフが好きなものにつき地雷を踏み…

よく見よう。

帰り道の事。 黒くてピカピカ光る目玉が4つほどあって足が沢山ある生き物を紐で繋いで散歩している人を見掛けた。 「この辺では名状しがたきものを紐で繋いで散歩させているのか!東京、狂った町すぎるだろ!」と思ったら、光る首輪を付けた犬二匹だった。 …

腑抜けた所に肉を詰めて

他人のスケジュールの調整がなっていなくて締め切りがやたら早い仕事を家でこなすべくQP-CRAZYを掛けて悪態をつきながら仕事をしていました。 QP-CRAZYは日本の大変過激なパンクバンドでボーカルのクレイジーSKBが休養につき現在はお休み中。 ライブも行った…

教えてロゴーン

文体診断ロゴーンにここ最近のブログ記事を突っ込んで診断を出している。 文章を入れると自分の文体と似ている作家と読みやすさなどを診断してくれるというもので、なかなか楽しい。 似ている作家は安定しないけど、坂口安吾、宮沢賢治、井上ひさしがよくで…

人形のお針子~浴衣を作り直しました

やっと浴衣が完成しました。 久々に帯も締めましたが、私が汗だくになりました。今日も暑いね…。 バックにあるのは私の浴衣です。 どちらも中原淳一デザインです。 りーぬの頭に結ぶリボンがグログランだと重いのでサテン素材のストライプのリボンを探してい…

敵わぬも挑む食べ物

アメリカの食べ物が何でもデカいのに対して「そりゃ戦争に負けるわ」と思った話を聞いたことがありますが、私はまさにスパムを缶から出したときにそんなことを思いました。 スパム。 缶詰にされた肉はたまに食べたくなるのですが、減塩のものを使ってもしょ…

楽しい読書のために

この作家も好きならあの作家も好きだろうリストがTwitterで流れてきた。 焼き払ってもまだ足りないぐらいに本はあるので、好きな作家がいないのは特に気にしない。 でも、平山夢明はないのか、そうか…となったので、平山夢明から色々書いてみます。 平山夢明…

鏡花が読みにくい

高校時代に読んで挫折した泉鏡花の本をリベンジ読書している。 「泉鏡花 読みにくい」で検索したら、同じようなことを思っている人はいて、某知恵袋が出てきた。 あまりこの手の物は好きではないのだけど、気になる話題なので読んでみたところ「泉鏡花が読め…

そしてまた新たな価値観が生まれる『裸はいつから恥ずかしくなったか』

史学系の本を読んで発見があると嬉しいなぁ。 裸はいつから恥ずかしくなったか: 「裸体」の日本近代史 (ちくま文庫) 作者: 中野明 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/05/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る 読了。 男女混浴の「下田…

私の自死を避けるための方法

希死念慮とともに歩んできた時代が長かったものの、ここ数年はできるだけ死なないようにしている。 八本脚の蝶 作者: 二階堂奥歯 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2006/01/01 メディア: 単行本 購入: 5人 クリック: 401回 この商品を含むブログ (133件) …

救い無きこの世界で求めたこと『無垢の祈り』

『無垢の祈り』鑑賞 2回目。だけど、映画館では初。 迫力があるし、救いの無い世界での唯一の望みが叶うラストで涙してしまった。他にも同じような人が多くて「ここはやっぱり泣くとこですよね…」と一体感があったのもよかった。あんまりこの映画について語…

人形のお針子~浴衣、作り直し編~

浴衣の作り直しができてきました。 袖の裏側を処理すれば完成。 同じものを2回作るのはきつかったですが、1度作っているので「縫い目をもっと細かくしてみよう」など考える余裕があるのがいいですね。

誰でもよくないに至るまで

「あなたがわざわざやらなくても、他に似たような、それでいて上手い作家なんているでしょう?」から「あなたじゃなくちゃダメなんです。あなたが作るものが好きなんです」に成長するまでは時間がかかると思っている。 これは画廊である作家の作品があか抜け…

服はあきらめなくてもいいものの…

「ナースに釣られて集まる男も下衆だが、なんの断りもせず相手が嫌がるとわかってる服装して、相手を試すって行為も十分下衆だろ」とは、先日の某記事に対する友人の言葉。 服だから「なんで許可を取らなくちゃいけないのか」というのもあるけれども、ちょっ…

己の舌を信じて食べる『コンクリンさん、 大江戸を食べつくす』

コンクリンさん、 大江戸を食べつくす 作者: デヴィッド・コンクリン,仁木めぐみ 出版社/メーカー: 亜紀書房 発売日: 2017/11/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 読了。 大学院で日本の食文化について研究し、現在は人形町に…

好きな服はあきらめなくてもいい

好きなものを辞めてまで恋愛したいかとおもったら、好きなものを辞めてまで恋愛したくない側の人間だったのだけど、こうした言葉に救われた人もいそうだなと思うなど。 好きなものに関して悪く言われた経験は多いからか、現在のパートナーが好きなものに関し…

架空のママさん

読書メーターを開いていたら、自己肯定の低さに悩んでいる方がいたので、私なりのやり方を書き込んでみるなど。 「自分で自分を褒めるのが難しい時は脳内に自分を肯定する人物を作るのが良いです。 執事でも、明るい中年女性でも、ゲイバーのママさんでもな…

復讐に至るは病『しつこさの精神病理 江戸の仇をアラスカで討つ人』

困ったときは春日武彦の本を読む。 しつこさの精神病理 江戸の仇をアラスカで討つ人 (角川oneテーマ21) 作者: 春日武彦 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2014/04/21 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 読了。 しつこさをテーマに…

再会。

7年ほど前に縁あっておばけ屋敷に飾られる人形たちの着物を縫ったのですが、ようやく彼女たちの働いている姿を見ることができました。 元気に職務を全うしているようで、思わず「元気だった?」と話しかけてしまったのですが、完全におばけ屋敷に不適切な客…

普段目にしないものを見せてくれる『Satellite of LOVE』『着倒れ方丈記』

都築響一さんの本を読むとなんだか元気になるので、読みました。 Satellite of LOVE―ラブホテル・消えゆく愛の空間学 (ストリートデザインファイル) 作者: 都築響一,Alfred Birnbaum,アルフレッドバーンバウム 出版社/メーカー: アスペクト 発売日: 2001/03 …

とても眠かった

すごく眠くて瞼が落ちてくるときに、ソログープ「かくれんぼ」に出てきた「お目目がチューチュー」という言葉を思いだす。 かくれんぼ・毒の園 他五篇 (岩波文庫) 作者: ソログープ,中山省三郎,昇曙夢 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2013/03/15 メディ…

私は針山

鍼に通っている。 友人が美容鍼をやっているもので、縁と鍼の効果に魅了されて1,2か月に1度世話になっている。 2年ほど体を診てもらっているのだけれども、今日はここ2年ほどで一番健康だった。 そうだよねー、1年前までは薄給の事務奴隷でボロボロだったし…

自分だけを満たしている

ロリィタ服への敷居が高いのは、お茶会文化だからだろうという推測が流れてきて来たけれども、友人は「身内のたたき合いとマウントがあるからだろう」という。 私はロリィタ服は着ていたけど、友達は積極的に作らなかった。私は自慢になるような容姿ではない…

マルスリーヌ・メディカル・ファン

人形用の眼帯を手に入れたので、遊んでみました。 Twitterに載せましたが、反応が薄かったです。 ロマン・スロコンブやトレヴァー・ブラウンを意識したのですが、もっと包帯とか増やすべきなんでしょうか…と思うなどしました。 メディカル・ファン〈増補新装…

この世との接点『ことり』

色々読み進めております。 ことり (朝日文庫) 作者: 小川洋子 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2016/01/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 読了。 メジロの入った鳥籠を抱えたまま老人が孤独死している所から語られる老人の過去。…