衛生ゴアグラインド

人形を愛で、本を読み、肉を食べる

読書

あなた自身はダメじゃないよ『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』

タイトルが挑発的だけど、気になっていた本を読みました。 ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室 作者: キャスリーン・フリン 出版社/メーカー: きこ書房 発売日: 2017/07/24 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 読了。 アラフォーにして名門…

オーストラリアンサスペリア『ピクニック・アット・ハンギングロック』

映画を観る前に小説を読みました。 ピクニック・アット・ハンギングロック (創元推理文庫) 作者: ジョーン・リンジー,井上里 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2018/12/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 読了。 女子生徒がハンギン…

ある価値観『「かわいい」の帝国』

かわいいとは。 「かわいい」の帝国 作者: 古賀令子 出版社/メーカー: 青土社 発売日: 2009/06/25 メディア: 単行本 購入: 6人 クリック: 123回 この商品を含むブログ (22件) を見る 読了。 モードとメディアと女の子たちと題して、ファッション史の方面から…

死が近い国から『死体博覧会』

タイトルで惹かれて読んで、読んで別のタイトルに惹かれて…。 死体展覧会 (エクス・リブリス) 作者: ハサン・ブラーシム,藤井光 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2017/10/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 読了。 亡命イラク人作家に…

ウォッカのためならなんでもするぜ『ロシアは今日も荒れ模様』

仕事とかかわっている時間が長くて本を読むスピードが遅い時は楽しい本を選びたいですね。 ロシアは今日も荒れ模様 (講談社文庫) 作者: 米原万里 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2001/02/15 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 135回 この商品を含むブロ…

そればかりが人生じゃない『「やりがいのある仕事」という幻想』

仕事を辞める決意はしたけど、さて…となって手に取った本がこちら。 「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書) 作者: 森博嗣 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2013/05/10 メディア: 新書 この商品を含むブログ (26件) を見る 読了。 仕事によって…

読んで積み上げて

どうせ辞める仕事の連絡を観たくないから、という理由もあってスマホを観るのを控えています。 スマホを観ない分、本を読むようにしたというのが読書量の理由なのですが、そう思うとスマホってどんだけ時間泥棒だったの…ってなります。 本を読むのが楽しいと…

仇撃てや腹鼓『有頂天家族 二代目の帰朝』

以前好きだった作家を久々に。 有頂天家族 二代目の帰朝 (幻冬舎文庫) 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2017/04/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (7件) を見る 読了。 有頂天家族の続編。赤玉先生の息子がイギリスから帰ってきた…

大人のススメ『「若者」をやめて「大人」を始める』

「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか? 作者: 熊代亨 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2018/02/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 読了。 ゲーム方面のオタクだった精神科医による…

淫乱悪徳の果て『血みどろ臓物ハイスクール』

読みたかった本を読んだので、その記録。 血みどろ臓物ハイスクール (河出文庫) 作者: キャシー・アッカー,渡辺佐智江 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2018/12/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 読了。 『血みどろ臓物ハイスク…

羞恥心の遍歴『パンツが見える。』

感想を書くつもりはなかったけど、思わぬところで引っかかったので。 パンツが見える。: 羞恥心の現代史 (新潮文庫) 作者: 井上章一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/04/27 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 読了。 今はもうデマが通説にな…

食べて生きてこそ『胃袋の近代』

面白い本だったのだけど、読書メーターで記録数少ないし、感想をあまり見ないので寂しい。 胃袋の近代―食と人びとの日常史― 作者: 湯澤規子 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会 発売日: 2018/06/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 読了…

由緒正しきしぐさ『しぐさで読む美術史』

仕事はまだ辞めていないものの遅い冬休み状態なので、本を読んでいます しぐさで読む美術史 (ちくま文庫) 作者: 宮下規久朗 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2015/12/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 読了。 美術史に出て来る身振り…

人間なんて『エウロペアナ』

本を読む時間が帰ってきた!やったぁ! エウロペアナ: 二〇世紀史概説 (エクス・リブリス) 作者: パトリクオウジェドニーク,阿部賢一,篠原琢 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2014/08/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (25件) を見る 読了。 チェ…

凡人の蔵書管理

本を捨てるなんて!という話でTwitterが賑わせております。 愛書家の鹿島茂が「本を動かすのは軍隊を動かすより難しい」と発言しているそうなので、蔵書が多い人の片付け方法は今のところ存在していないのでは…という気持ちになる。 かくいう私は「研究者で…

ヤギ休暇『人間をお休みしてヤギになってみた結果』

刺激的なタイトルは期待してしまいますね。 人間をお休みしてヤギになってみた結果 (新潮文庫) 作者: トーマストウェイツ,Thomas Thwaites,村井理子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/10/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 読了。 人間辛い…

地下へと続く悪の教典

ヴィレッジヴァンガードはサブカルアングラへの入り口だったという話がTwitterで流れてきましたが、そんなものは私が茨城にいたころにはないんだぜ! しかし、母が「少女期に澁澤龍彦を読んでいた」という人なので、おかげでこんな人間に育ちました。ええ、…

友情と希望『青い目の人形物語』

人形が題材になっているとつい読んじゃう私。 青い目の人形物語 (1) 平和への願い アメリカ編 作者: シャーリーパレントー,河野万里子 出版社/メーカー: 岩崎書店 発売日: 2015/06/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 青い目の人形物語 (II) 希…

私の人形は素敵な人形『りかさん』

りかさん (新潮文庫) 作者: 梨木香歩 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/06/28 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 36回 この商品を含むブログ (134件) を見る 読了。 人と心を通わせる事ができる日本人形「りか」と彼女の新たな持ち主になった少女と周…

血肉は部品か?肉体は工場か?『すばらしい人間部品産業』

前から読みたかった本を読むなど。 すばらしい人間部品産業 作者: アンドリュー・キンブレル,福岡伸一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/04/15 メディア: 単行本 クリック: 22回 この商品を含むブログ (15件) を見る 読了。 血液、臓器、胎児…移植や代…

己の世界にはないものがある世界に踏みこむ『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』

読書量が多くなってきて、ちょっと怖くなってきた。 仕事のストレスかな…。 ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと 作者: 奥野克巳 出版社/メーカー: 亜紀書房 発売日: 2018/05/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) この…

服従と抵抗『人形つくり』

久々に掘り出し物を見つけた感。こういう時にいい仕事していますね…と勝手に鑑定団になってします。 人形つくり (ドーキー・アーカイヴ) 作者: サーバン,横山茂雄,若島正,館野浩美 出版社/メーカー: 国書刊行会 発売日: 2016/05/25 メディア: 単行本 この商…

これもまた刑務所の中『刑務所しか居場所がない人たち』

読書メーターで知って絶対に面白いと思ったら、やっぱり楽しい読書になった。 刑務所しか居場所がない人たち : 学校では教えてくれない、障害と犯罪の話 作者: 山本譲司 出版社/メーカー: 大月書店 発売日: 2018/05/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) こ…

自分だけが面白くとも

良書という言葉をあまり使った記憶が無い。 Twitterでは2回使ったことがあって、その本は『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』と『春画展』の図録だった。 どちらも人様との会話の流れで使っていたので、不特定に向けては使っていない様子。 私は特別専門性も…

時代変われば

明治期に書かれた小説を読んでいるのだけど、所々に今とモラルが違うのを感じてげんなりする。 同じ明治を舞台にした夏目漱石『三四郎』でも列車の窓からポイ捨てする描写があったけれども、それの比ではない偏見を不意に見せつけられて「あ、やだな」と思っ…

ピコピコハンマーが出てくる方の恋のから騒ぎ案件『三四郎』

三四郎 作者: 夏目漱石 発売日: 2012/09/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (6件) を見る 読了。 明治時代の小説ですが云わなきゃ1/3も伝わらないのは今も一緒ですね。 ヒロインの美禰子に関してはTV番組の「恋のから騒ぎ」に出て来そうな女だなぁ…

2018今年読んだこの本がすごい

Twitterで先に書いてしまったけど、今年読んで面白かった本。 感想を書いた本の方が多いので、リンクも貼りました。 彼女は頭が悪いから 作者: 姫野カオルコ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/07/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を…

今年読んだ本の事

今年読んだ本を数えたら126冊。 青空文庫の短いものや写真集要素が強めの本、ユリイカみたいなムック本もあるけど、100冊は超えたと云えるかな。よく読んだなぁ。 面白そうな本を選ぶようにして読んでいたら結果この数という感じ。今年は本が読める脳みそが…

切腹、それは意外と死ねない『切腹論考』

読書のペースが落ちていたのは、文体が合わないから 切腹論考 (八切意外史) 作者: 八切止夫 出版社/メーカー: 作品社 発売日: 2003/03 メディア: 新書 クリック: 8回 この商品を含むブログを見る 読了。 満州で切腹をしようとした日本軍を目撃するも意外と切…

ゴスはナードの内…海外のコミュ障に絡まれた話

以前、マルスリーヌはフランスの古風な名前であることを教えてくれた海外の方とのやり取りその後。 その海外の方との接点は特になく、Instagramでコンタクトがあったから。「あなたの人形はなんていう名前なの?」と聞かれたのが最初で、グーグル翻訳を駆使…