衛生ゴアグラインド

本、人形、素体

人形

「人形」は「女の子」のものなのか:人形をめぐる近現代史

講義を聞くのは久々でした。 www.rikkyo.ac.jp こちらを聞いてきました。もちろん、人形というテーマに惹かれてです。 講師の吉良智子さんは日本美術史の研究者…から出発して現在はジェンダー史の研究者とのことです。 メモを取ったので、メモを観ながら、思…

人形の話『人形論』

意を決して読みました。 人形論 作者: 金森修 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2018/05/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 読了。 タイトル通り人形について論じた本。 「呪術」「愛玩」「鑑賞」を三頂点とし、物質性を頂点とした人形三角錐…

人形は人間を映す存在でもある『青い目の人形と近代日本』

つい語りたくなる本に出会うことができるのは読書の楽しみであると思っている。 青い目の人形と近代日本―渋沢栄一とL.ギューリックの夢の行方 作者: 是澤博昭 出版社/メーカー: 世織書房 発売日: 2010/10 メディア: 単行本 クリック: 3回 この商品を含むブロ…

人形ヴィジュアルショック:球体関節人形とヴィジュアル系バンド(主に90年代後半)

私がヴィジュアル系バンドから球体関節人形に入ったので、バンドと人形のお話。 当然、先にまとめている人がいました。 d.hatena.ne.jp なので、上記の記事と被る部分も多々ありますが、補完していくような気持ちで書いていきます。 人形に関しては創作人形…

接吻以上に観たいものがあった:横浜美術館『ヌード』展

横浜美術館で『ヌード』展をみてきました。 目当てはハンス・ベルメールの人形です。創作方面の球体関節人形が好きですからね。 写真作品は何度か目にしたことがあるのと、澁澤龍彦が所有している土井典によるレプリカは見たことがありますが、本物を観る機…

里帰りーぬ

中川多理さんの展示が始まったので、りーぬを連れて行きました。 ほーら、しばらく住んでいた浅草橋のパラボリカだよ。 会場内では、中川多理さんのご厚意で小さいマルスリーヌとの写真を撮ることもできました(掲載許可はとっていないので、こちらでは未掲…

ひな祭りの前に去年の様子をどうぞ。

去年、壽堂のお菓子を買ってきたときの様子。 今年の様子は明日にでも。

旅するレレチカ

今年の5月に中川多理さんの京都での個展を見に行った時にレレチカを連れて行ったので、その時の写真をどうぞ。

3体目 T soul Brother

2015年12月撮影。 中川多理さんのワークショップにて。 作りかけのイノサン、川に流された百鬼丸にちょっと似ています。 この頃にはレレチカもマルスリーヌもいたのですが、好きな作家のワークショップで構造も見ることもできて、とても楽しかったです。 参…

リピート初めまして

久しぶりにブログを開始します。 我が家の人形たち。 上からレレチカ、マルスリーヌ、イノサン…中川多理さん作だったり、関連していたりの人形です。詳しい紹介はまた後日。 今までは雑多なブログを細々とやっていましたが、人形の話を軸に置きたいところ。 …